2025年12月16日
キーサイトの高電力密度 直流電源は、優れたスペース効率、回生機能、双方向出力機能を兼ね備えています。 自動化ソフトウェアを使用することで、検証作業を加速し、より深い洞察と迅速な分析を提供します。 これにより、妥協のない設計デザインを市場に早く投入できます。
本ページでは、ATE システム向けの新製品である 直流電源(RP5900 / DP5700)と回生型電子負荷(EL4900) を総合的にご紹介します。
RP5900 シリーズは、直流電源と回生型電子負荷を 1 台に統合した ATE システム電源です。 回生機能により、消費エネルギーの最大 95% をクリーンにグリッドに還元し、 エネルギー消費と冷却コストを最小限に抑えます。
80 V モデル
RP5913A/RP5923A/RP5933A/RP5934A(最大電流 ±40~±240 A)
500 V モデル
RP5915A/RP5925A/RP5935A/RP5945A(最大電流 ±12~±72 A)
800 V モデル
RP5916A/RP5926A/RP5936A/RP5946A(最大電流 ±8~±48 A)
※ 並列接続台数:最大 16 台
DP5700 シリーズは、実験室や生産現場での使用を目的としたコンパクトで安全な直流電源です。 1.5 kW モデル(ハーフラック)と 3.4 kW モデル(フルラック)の 40 種類のモデルを用意し、 いずれもスリムな 1U サイズとなっています。
1.5 kW モデル
DP5721A~DP5736A(最大電圧 10〜600 V/最大電流 150〜2.6 A)
3.4 kW モデル
DP5741~DP5756(最大電圧 10〜600 V/最大電流 340〜5.6 A)
(単相・三相入力の派生モデルあり)
EL4900 シリーズは、ミドルレンジの回生型電子負荷です。 シングル入力でプログラミングが可能で、1U および 2U に収められたコンパクト設計が特徴です。 2 kW から 12 kW までのモデルを用意し、幅広い試験環境に対応します。
80 V モデル
EL4913A~EL4943A
500 V モデル
EL4915A~EL4945A
800 V モデル
EL4916A~EL4946A
用途に応じて、直流電源(RP/DP)と電子負荷(EL)を組み合わせて使用できます。
| シリーズ | 区分 | 主な用途 | 電力範囲 | 特長 |
|---|---|---|---|---|
| RP5900 | 双方向直流電源 | 高性能ATE | 2–12 kW | 回生95%、双方向、任意波形 |
| DP5700 | 直流電源 | 実験室・汎用 | 1.5/3.4 kW | 40モデル、1U、省スペース |
| EL4900 | 回生型電子負荷 | ミドルレンジ負荷 | 2–12 kW | 回生型、1U/2U、並列16台 |