2025年11月07日

 

車両電力測定向け、基本確度±0.04％。ポータブル4チャネルパワーアナライザ

次世代xEVや電力変換機器の効率評価に対応する高精度パワーアナライザ。
研究開発から生産現場、フィールド試験まで、あらゆる場面で活躍します。

 

 

製品概要
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携帯性と信頼性をひとつに。
PW4001は、高精度でポータブルな4チャンネルパワーアナライザです。HIOKI史上最高となるDC確度 ±0.04％を実現し、測定帯域はDCから600 kHzまで対応。全帯域で確度仕様を維持することで、DCから高周波まで信頼できる測定が可能です。携帯性に優れながらも、研究開発や生産現場で求められる測定精度を確保し、フィールド試験、ラボ評価、生産ライン検査など幅広い用途に対応します。

 

 

主な特長
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• 基本確度：±0.04%

• 周波数帯域：DC, 0.1 Hz〜600 kHz

• 使用温度範囲：−20 °C〜50 °C

• CAN/CAN FD対応（入力・出力）

• HIOKI製電流センサとの自動位相補正対応

 

 

活用シーン
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■ラボ級の精度をフィールドで

xEVの燃費・電力消費試験、DC-DCコンバーターやインバーターの効率評価、モータ効率解析など、PW4001は高信頼の測定を実現します。

■過渡的な電力変化を高精度で捕捉

モーターやインバーターの出力変動をミリ秒単位で測定可能。データ更新レート1 msと600 kHz帯域幅により、充電・回生の効率評価にも対応します。

■電費試験のセットアップ時間を短縮

CANデータ入力に対応し、−7 °Cの環境でも確度を保証。車両近くでのコンパクトなセットアップを実現します。

■実路走行試験にも最適

DC電源（10.5 V〜28 V）駆動で車載使用可能。OBD-II経由のCANデータ取得にも対応し、車両改造不要で試験が行えます。

■波形と数値による生産品質検証

波形と数値を組み合わせて、ESSやパワーコンディショナなどの量産検査において効率を高精度に確認可能。

■コンパクトな電流センサで省スペース設置

スリム設計のクランプセンサにより、エンジンルームなど狭所でもスムーズに設置。WLTPやSAE J1634規格にも対応。

 

実際の車両評価シーンも公開中
モータやインバータ効率の測定、xEV開発での評価事例などを紹介した
『PW4001 車両開発向けソリューション』動画もご覧いただけます。
▶YouTubeで見る

 

 

主な仕様
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高精度測定とポータブル性を両立した、4チャネルパワーアナライザの主要仕様です。

項目	内容
基本確度	±0.04％
周波数帯域	DC, 0.1 Hz〜600 kHz
使用温度範囲	−20 °C〜50 °C
データ更新レート	1 ms, 10 ms, 50 ms, 200 ms
CAN/CAN FD対応	入力・出力対応
HIOKI製電流センサ対応	自動位相補正機能あり

 

 

詳細仕様
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以下は、技術者・評価担当者向けの詳細スペック情報です。

項目	内容
測定ライン	単相2線式、単相3線式、三相3線式、三相4線式
チャネル数	電圧 4 ch、電流 4 ch （各チャネル間絶縁）
サンプリング	16 ビット、2.5 MHz
測定範囲（電圧）	6 V、15 V、30 V、60 V、150 V、300 V、600 V、1500 V
測定範囲（電流）	40 mA〜2000 A （電流センサによる）
電力測定確度	DC、50 Hz/60 Hz ：±0.03％ reading ± 0.01％ range50 kHz ：±0.40％ reading ± 0.10％ range
主な測定項目	電圧（U）、電流（I）、有効電力（P）、皮相電力（S）、無効電力（Q）、力率（λ）、位相角（φ）、周波数、効率、損失など
高調波測定	最大解析500次（広帯域モード）
記録容量	最大5 メガワード（波形記録）
外部インタフェース	USBフラッシュドライブ、LAN、USB通信、BNC同期、CAN/CAN FD、外部制御端子
電源	AC 100 〜 240 V、または DC 10.5 〜 28 V
寸法・質量	約 361 (W) × 176 (H) × 135 (D) mm、約 4.6 kg
付属品	スタートアップガイド、電源コード、USBケーブル、D-subコネクタ（モデルにより異なる）

 

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PW4001-01
PW4001-02　D/A出力
PW4001-03　モータ解析
PW4001-04　DC電源駆動
PW4001-05　D/A出力, モータ解析, DC電源駆動